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ゴンチャロフのこだわり

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ウィスキーボンボンは
ゴンチャロフが日本ではじめて作ったと言われています。

神戸・北野町。
現在は異人館の街として多くの観光客が訪れるこの地に1923年(大正12年)チョコレート工房を開業したのがゴンチャロフのはじまりです。

創業者はマカロフ・ゴンチャロフ。
ロシア革命に揺れる祖国を後にした彼は、ロマノフ王朝時代の菓子職人としての技術を活かし、当時の日本では珍しかったファンシーチョコレートやウィスキーボンボンを創り出しました。

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まろやかな口どけにこだわる
-メッセ神戸-

メッセ神戸の誕生は1982年(昭和57年)。
当時人気を博した「生トリュフチョコレート」のような口どけのよいチョコレートを冷蔵ではなく常温でお届けすることができないか。
チョコレートを作り続けたゴンチャロフだからこそできる、口どけにこだわった商品を60周年の記念に販売したのがはじまりです。

口いっぱいにひろがるチョコレートのなめらかさを追及したメッセ神戸は非常に繊細。
とくに一層ごとにスイートチョコレートとホワイトチョコレートを重ねるショコラレイエは、まっすぐできれいな縞もようを出すために、均一のブレンドやかたさ、温度であることが条件。
販売から30余年がたったいまもその繊細なチョコレートを守るため、外気温が涼しくなる10月から3月までの季節限定での販売です。

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サクッと軽やかな食感にこだわる
-コルベイユ-

コルベイユは1976年(昭和51年)誕生。
サクっとした食感のラングドシャ生地と、パリッとした食感のチュイール生地の2種類をくるっと巻き込み、ゴンチャロフの独自のブレンドのチョコレートを中に流し込む。
発売当初から愛される、ロングセラー商品です。

軽やかな食感の後に、チョコレートがまろやかに広がる、絶妙なバランスは、焼いたあとの巻きしめの力加減とチョコレートの温度調節がポイント。

最初は優しく、最後にキュッと巻き上げることで、バターの風味はそのまま、サクッとした食感のできあがり。
流し込むチョコレートはやわらかすぎると、流れ出てしまい、かたすぎると、均一に伸びません。

やわらかすぎず、かたすぎず。
チョコレートが全体にまんべんなく拡がるようにすることで、サクっとした食感とチョコレートのハーモニーが生まれます。

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伝統的な製法にこだわる
-パミエ-

ほのかな甘ずっぱさが魅力のもちもち食感のペクチンゼリー、パミエの誕生は1972年(昭和47年)。
その製法は開発当時から変わっておりません。

かんきつ類の皮に含まれる成分「ペクチン」を丁寧に炊き、濃縮させ型に流し込む。凝固したゼリーを丁寧にやさしく洗い、2日間乾燥をじっくりさせる。

乾燥させたゼリーを取り出しキラキラ輝く砂糖で化粧づけ、さらに熟成させること3日。
そうして約5日間かけて丁寧に、じっくり作りあげることで独特のもちっとした食感を生み出すことができるのです。

―まるでお菓子の宝石箱のよう。―

箱を開けると砂糖の結晶が光に照らされ、キラリと輝くゼリーは昔も今も根強い人気があります。
ゴンチャロフの静かなロングセラー、パミエ。
お菓子通の方ならきっとお喜びいただける逸品です。

  • パミエ
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